1番好きな特撮作品は何?と聞かれた際には
「(見た作品は全部好きだし、何を指しての1番かにもよるがそれを言うとややこしいオタクだと思われかねないので強いて言うなら)〇〇です」
と答える男アメイジングRYOです
こう言う質問で答えられないとか、迷ってしまうのは良くないと思うんですよね。ひとまず答えを出した上で自分の愛の深さを相手との距離に合わせて少しずつあらわにしていくべきと思います
20年弱オタクやって身につけた処世術だ
新たな特オタ登場の4話を語りましょう!
あらすじ
学校で起こったウイングマンとキータクラー達との戦いから一日が経った。
(アオイの力で)生徒達の中では昨日の戦いは全て「健太が始めたヒーローショー」という形に塗り変わっており、これにより健太は一躍学校の変わり者から人気者に大変身!
更に北倉からの提案で健太はアクション演劇部を立ち上げることになり部活動としてヒーローショーをやって行くことに
福本、アオイ、美紅に加え女子ながら健太に勝るとも劣らない特オタ 森本桃子
密かに健太達の秘密を暴かんとする布沢も入部しアクション演劇部いざ始動!
既に敵なし!?強いぞ僕らのウイングマン!
まずはバトル関連から。
アオイを攫い、坂本監督が東映作品撮る時の出現率が高過ぎる廃工場に健太を呼び出したキータクラー。両者は再び相見えることになる。
キータクラーにはドリムノートを「育てる」という目的があるようで今回の戦いではまるで本気を出していなかったようだが、それにしたって健太既にめちゃくちゃ強くない?
並みのシードマン相手なら既に楽に倒せるくらいの力がありそう。
次から次へと繰り出す新技の数々。毎日のように必殺技開発してるんかな。
前回使った〝スパイラルカット〟がやはり通用しないと分かればすぐさま高速の連続パンチ〝コンティニパンチ〟や、脚に猛禽類の爪の如く剣を出現させ蹴り付ける〝ウイングル・クラッシュ〟などの格闘技で畳み掛け、2本のクロムレイパーを持って旋回しながら敵を切り付ける〝ドライバーレイド〟で決める。
キータクラーの反撃を間髪入れずガーダーシルエットできっちり防御するのも着々と健太の経験値が溜まっていってるのが分かる。
瞬時のフォームチェンジで攻撃を捌く画は坂本監督が好んで良く使う手法だ。
しかし〝コンティニパンチ〟の後、肩に異常が出たような仕草をしていたのが気になるところ。新たな技や力はドリムノートでいくらでも増やせるが健太の身体がそれに追いついていないってとこだろうか。
新アイテムゲットで強くなりましたって展開は最近じゃ珍しくないが、やっぱり特訓とか、敵に勝てないことに対してのドラマがあってそれをヒーローが乗り越え心身共に強くなり、その結果新アイテムや新必殺技を使えるようになる方がいいと思うのよね。
しかしそこも今作は抜かりなく今回冒頭で飛行訓練をアオイに強制されていたり、ウイングマンだけじゃなく健太も強くなるように特訓しているようだ。
特訓で強くなるのは昭和ヒーローの基本。アオイさん採石場ででっかい岩を健太に投げつけたりしないかな。
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羨まし過ぎるアクション演劇部設立
続いてドラマパート
北倉の提案で健太はアクション演劇部を立ち上げることになり特撮ヒーロー作品の今作に部活ものの要素が含まれ出した。
気の合う仲間とヒーローショー…いいなぁ…
福本、アオイ、美紅といういつメンに加えて新たに登場した新キャラ 森本桃子も入部。彼女も特撮ヒーロー好きだそうで、しかも健太と話が合うタイプの昭和ヒーロー好き。レアすぎる。
一体どこにギャバンの話できるJKがいるというのか。
昨今の特撮はまだデビューして間もない、世に出る前の謂わば最新のイケメン、最新の美女を誰より早く知ることが出来るというのが一つ特色でありそれ故に女性の特撮好きも今やそれほど珍しくない(女性ファンが皆ただの面食いとか言ってんじゃありませんよ)
菅田将暉かっこいい!って騒いでる人を見たら心の中で
「(まあ絶対『W』観てた俺のがあんたより先に菅田将暉知ってたけどな!)」
と密かに悦に入るのは私だけではなかろう
まあ話がズレたが要するに、特撮好きjkはレアっちゃレアだがそんなめちゃくちゃ珍しくもないと思うんだ。
しかし、昭和特撮までガッツリ語れる本当の意味で「特撮ヒーローそのものが好き」なjkとなるとこれはもうそうお目にかかれない。オタクに優しいギャルのがまだ居ると思う。
男の特撮ファンだって昭和まで遡ってきっちり学んでる人は割と珍しいはずだ。
そんなレア後輩までゲットしている健太、羨ましいぞ!
ちなみに彼女が言っていた台詞
「ワードの1番なんて決められないと思うんです。赤射 焼結 重甲 超重甲などどれがかっこいいか聞かれても困りますよね!?」
赤射はシャリバン、焼結はシャイダー、重甲はビーファイター 、超重甲はビーファイターカブトがそれぞれ元ネタ。
『重甲ビーファイター 』は脂乗ったいい特撮なんで未視聴の方には是非観て欲しいな。
「恋する漬物」ってトンチキなタイトルの回があるんだがこれがいい話なんだ。本当に。
桃子の登場で更に本作のリアル特撮ネタが増えそうで今から楽しみ。
ヒーローショーをやる側になったことで今回のスーツが臭いみたいな「(撮る側の)特撮あるある」みたいなこれまでとは別角度で特撮そのものを掘り下げて行ってくれることにも期待したい。
ところでアクション演劇部にしては男手が足りなすぎないか?
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グイグイ来る美紅ちゃんと見守りたいアオイさん
めちゃくちゃ真面目にラブコメやってるのも本作の良いところだろう。
美紅ちゃんのムーブがあまりにいじらしくて、こりゃ視聴者にも健×美ガチ勢のアオイさんが増えるわ。
アクション演劇部への勧誘を福本にしているのを横目で見ながら「(私も誘って〜)」オーラを出すものの自分からは決して行かずにあくまで誘われるの待ちなスタイルも可愛らしい。
そして入部するや超積極的に健太にアピールして行き、大胆にも家に行こうとするなど小動物的ビジュアルに反して強烈な「攻め」を展開する美紅ちゃん!
さながら恋の〝猛火・怒涛の型〟!
地方のバカ遠いとこでやる昭和ヒーローのヒーローショーに付き合ってくれるのもリアルならちょっとこっちが悪い気してくるレベルの献身っぷり。典型的な「好きな人の好きなものも好き」なタイプの娘だよなぁ。
そんな頑張る美紅ちゃんを応援したいもう1人のヒロイン アオイさんだが…
明らかにこっちも健太に惹かれ始めてるよね。
美紅が健太のこと好きなの知ってるし2人を応援したいって自分の気持ちも本当。
でも何度も自分のピンチに颯爽と現れ、助けてくれるまさにヒーローそのものな健太への想いが大きくなっていくのを止められずそれに戸惑ってる感じが…
嫌いじゃないわ!(須藤元気)
原作知らないからこそ、この恋の行方がどうなるのか分からないんでそこもちゃーんと気になるように出来てるのが素晴らしい。単なる風味付以上のものになってる。
どうでもいいが、こういうラブコメ作品とかを見てると昔は自分が主人公の立場なら…と感情移入したもんだが今はもうどのキャラに感情移入することもなく、ただただおじさんが若者の青春をニマニマしながら見るだけになっていることに気付き老化を感じた。
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次回
美紅に何が!?
リメルの元より新たな幹部がやって来た!
君、女幹部にしては露出少なくない?
それではまた
おまけ
令和になってテレ東にギャバン登場はちょっと何気に凄いことよこれ
チラッと映ったとかじゃなくガッツリスーツ出て大立ち回りまでしてるし
声は安心安定の東映サブスク声優 関智一さん。
本人が特撮好きで、付き合い長くて使いやすいのは分かるが気をつけないと過去の東映ヒーロー全部この人になってまうぞ?
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