雷音寺、荒ぶる【ウルトラマンオメガ 21話】感想 ガボラ 大怪獣空中決戦

ウルトラマン

前回 刻をこえて【ウルトラマンオメガ 20話】感想 ウルトラ心臓マッサージ

かつての荒ぶりを取り戻したい男 アメイジングRYOです。

今はなんか落ち着いちゃったよ色々。エネルギーに溢れていた時代を取り戻したい…。

癖強おじさん登場の21話を語っていきましょう!

あらすじ

サユキが不在の間アユムが班長代理を務める事になったウタ班の元に妙な男がやって来た。

その名は雷音寺誠

怪特隊本部所属の監督官でありサユキのライバルを自称する雷音寺だがなんとも胡散臭く鼻につく態度に3人は早速辟易してしまう。

そんな折街に巨大な突起物出現の報を受けウタ班雷音寺は現場に向かう事になる。

最後の通常回?トラブルメーカー 雷音寺現る

転載:https://m.youtube.com/watch?v=sKtahCitw9E&pp=

最後の最後に次回、そして最終局面へのクリフハンガーを行い終わりはしたけど話としては癖強ゲストがドラマを引っ掻き回す1クール目の頃を思い出すような構成だった今回。

おそらく今回が最後の通常回だろうね。早いなー。もう年越えるしそうなったら『オメガ』もお終いだもんな。

サユキをライバル視する自信過剰で偉そうでなんとも鼻につくが妙な愛嬌もあり憎めないトラブルメーカー 雷音寺誠を演じたのは福澤重文さん

ある時はスーパーフーロータイムのパパ

またある時は王の左の大剣

またまたある時はサッカー協会の副会長

またまたまたある時は餅屋の店主

東映とお仕事されるイメージのある方だが晴れてウルトラシリーズにも参戦。すっかり特オタにとっては顔馴染みの名バイプレイヤーだ。

ここ数年特撮界から福澤さん成分が途切れていないのしゅごい…

しかし『オメガ』加治木といい何かと近々で東映特撮に出ていた方を起用しがち。やはり特撮作品という普通のドラマとは少し勝手の違うものを撮る上で経験者を呼びたいものなんだろう。

毎回出るたびにガラリとキャラが違うがどのキャラも福澤さんの持つ人の良さそうなオーラと演技力で毎度ちゃんと印象的なキャラクターになっている。今回の雷音寺例に漏れず。

自分の名前の入ったボラードを持ち歩くという妙なこだわりは笑えたし、作中での態度や実績は酷かったがコメディキャラとして可愛げのあるピエロっぷりが好きだよ。

ライオネルメソッドが一応役に立ったり作中でも細やかなフォローが効いていて無能過ぎずこの手のキャラにありがちな「不快要素が勝つ」ということが無かったのは流石。バランス感覚が優れている。

ところでこの雷音寺福澤さんがやってるとか関係なくなんとなく見覚えのあるキャラというか雰囲気だな…

転載:https://www.kamen-rider-official.com/zukan/characters/69

あ。

これかぁ…。

あとグラサンつけた姿が空気階段の鈴木もぐらさんに酷似している。

約60年ぶりにTVに ガボラ飛翔!

転載:https://m.youtube.com/watch?v=sKtahCitw9E&pp=

ウラン怪獣ガボラ

栄光の『初代マン』怪獣であり近年では『シン・ウルトラマン』でリメイクされたりもしたが実は本家本元のガボラがTVシリーズに登場するのは約60年ぶり。つまり今回が初めての客演回なのである。

ウルトラマン生誕60年を前に『初代マン』怪獣がフィーチャーされる。マン兄さん推しの私としても嬉しいことだ。

昭和怪獣が客演時に当時は見せなかった新たな生態や新技を獲得していることは近年では珍しくなくガボラも例に漏れなかったが…

獲得したのはまさかの飛行能力!

特徴的な首のヒレを回転させてヘリコプターのように飛び回りオメガと空中決戦を繰り広げた。

あのいかにも鈍重そうな四足歩行怪獣がヒレをグルングルン回転させながら飛んでくる様は相当シュールだったな。ヒレを閉じての防御、ヒレドリルアタック、激ヤバビーム、飛行と60年で随分器用になったもんだ。

飛行アタックからのヒレを閉じて空中でドリルアタックみたいなテクニカルな技も披露しかなりの難敵として活躍した。

いわば…『ガボラ 大怪獣空中決戦』(タイトル回収)

…あっちも今年で30周年だ!

最後はヒレを切り裂かれ防御手段を失ったところでトドメを刺されたがヴァルジェネスハルバードが首に食い込み、そこから更に力を込められ斬首される形で倒されるのはちょっとびっくり。

爆発とエフェクトでぼかしちゃいたけどだいぶエグいぞあれ…

ところで最初に発電所に現れた事から雷音寺ガボラを電気を食べる怪獣と誤認しソラト「似たような怪獣と間違えて…」と考えていたがこれはすっかりお馴染みのスーツ弄りだね。

パゴスネロンガガボラは同じスーツを改造して作られていて電気が好きなのはネロンガだからネロンガガボラを間違えてるってネタな訳だ。

『シン・ウルトラマン』でも『アーク』でもやったこの事情を含んだ小ネタ。スーツの流用・改造なんてかなりオタクじゃないと分からないしそもそも気にしないようなとこだったのに随分ポピュラーになったもんだと感じた。

全然話逸れるけど今回の登場に伴いソフビでもガボラ登場!

60周年に向けて着々と『初代マン』怪獣のソフビが充実しつつあるのありがてぇなあ…

来年には『初代マン』怪獣全部揃うようにして欲しいところだ!

次回

ソラトの、オメガの過去を知る者登場…

「目覚めの刻」の真実とは果たして!

ついに最終章開幕!年内放送は実質あと2回だ!

それではまた

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